10・9 南部地区労働者交流会 反弾圧学習会のお知らせ(2025)

2025年09月17日 00:37

10・9 南部反弾圧学習会

★戦争とITと民衆のネットコミュニケーション

講 師:としまる 氏(JCA-NET



 今春通常国会で、「能動的サイバー防御法」が成立させられた。サイバー領域から、「先制攻撃」が合法化されてしまったと同時に、政府・権力による民衆情報の常時監視・取得が可能となった。2013年にアメリカのNSA(米国家安全保障局)による大規模な市民への監視活動を告発し世界に衝撃を与えたエドワード・スノーデン氏は、「当時の盗聴・情報収集体制は、今から見れば子供のようなものだ」と指摘しているという。

 そもそもが軍事技術として開発されたARPANET(パケット通信コンピューターネットワーク)は、いまやサイバー(コンピュータやインターネットを介した仮想空間や電子的な情報技術=デジタルネットワーク)領域において戦争における最先端の軍事技術として発展しているばかりでなく、メールやSNS・家電機器の操作等、私たちの生活領域にも深く浸透して密接不可分なものとなっている。私たちが日常生活で手放せない通信ネットワークも、軍事作戦における殺人兵器としてのサイバーシステム・兵器も、GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)→ MATANA(Microsoft、Amazon、TESLA、Alphabet(Google)、NVIDIA、Apple)をはじめとした民間企業が提供や加担・関与している。

 戦争反対を掲げる私たちは、どのようにして政府・国家権力からの監視や戦争への加担を拒否して、民衆のネットワークを構築していけば良いのか?サイバー領域の実態と私たちを取り巻くネットワーク・コミュニケーションの状況を共有し、抵抗ラインを築く一歩を探りたい。

ぜひご参加を!


主 催:南部地区労働者交流会
日 時:2025年10月9日(木)午後6時30分~9時
場 所:南部労政会館 第2会議室(大崎駅南口から徒歩3分)
資料代:500円

★呼びかけビラはこちら (PDF)