3・28南部春季集会のお知らせ(2021)

2021年03月15日 01:20

3・28 南部春季集会へ!

★地域に闘う労働運動を! ★全争議団闘争勝利!
★労働法制改悪阻止! ★改憲・戦争・治安国家化反対!

コロナ禍での犠牲強要、際立つ分断・格差社会と治安管理強化

 新型コロナでの解雇や雇い止めは9 万人を超えました。国がまともな生活補償にも取り組まぬまま、くり返される緊急事態宣言で人々の生活・生存の危機は深まっています。以前から労働現場は過労死・過労うつ、パワハラ・退職強要の蔓延、非正規・限定正社員・不安定雇用労働者の拡大、使い捨てや労働条件格差の固定化が進み、貧困と格差増大の対極で企業が蓄えた内部留保が500兆円を突破するという理不尽な状況になっています。安倍ー菅政権は労働者への犠牲の強要を推し進め、コロナに乗じた権利の制限・罰則強化、治安管理の拡大を図り、裁量労働制拡大、解雇自由化等の労働法制の改悪もひき続き目論んでいます。

 私たちは東京の南部地域を拠点に、不当解雇等を許さない争議と職場での闘いを中心に労働者・市民の抱える様々な課題に取り組んできています。いまこそ、国や資本から自立した社会的連帯を創り出すときです。

職場─争議を貫く地域共闘の前進へ!

 現在、一人でも入れる地域合同労組=東京南部労働者組合の闘いの中では日本知的障害者福祉協会でのパワハラ・暴行事件、組合員への排除・不利益扱いにつき団交での追及、都労委での調査・審問での攻防が続いています(南部労組・福祉協会)。また、乳製品の販売会社での在職時の未払い賃金をめぐって4回の団体交渉を行い、最終的には、未払い賃金に解決金を加えた形の、要求をほぼ満たす内容で解決を得ることができました。全国での解消への道筋が全く見通せない新型コロナウイルス感染症。行政の無策で弱者の少なくない人が生活の困窮に陥るなか、障害者組合員鈴木さんは居住区の大田区に対し、感染障害者の受け入れ機関の整備と確保・療養先には病院の確保などを要求し、前進回答をかち取りました。また「共生共走マラソン」の実行委員会代表としての活動も続けています。

 争議団闘争では、エクソン・モービル(現JXHD)に対する8名の不当解雇撤回闘争(ス労自主)学研の下請け組合潰しの倒産・解雇、民事弾圧=不当な損賠攻撃を許さぬ闘い(東京ふじせ企画労働組合)を、いずれも争議長期化に屈せず展開しています

品川区の集会室使用制限を許さぬ裁判闘争の成果を地域・全都に拡大へ

 品川区が区民集会所などの使用登録更新にあたって団体構成員全員の名簿提出を求め、拒否すると登録更新を受け付けないという集会・結社の自由を侵害する不当な運用への変更に抗議し撤回を要求、裁判闘争に勝利し、従来通りの運用をかち取った成果をいま、都内各地の施設で集会室・公園の不当な使用規制に抗議している仲間の活動に活かし共に闘っています。

全都・全国の闘う仲間と連帯し、全ての闘いの勝利へ!

 辺野古新基地建設等・大軍拡、利権まみれの東京五輪開催等へと突き進み、改憲・戦争・治安国家化を推進する攻撃に対峙して、全都・全国の仲間と共に全ての闘いの勝利を全力でめざしていきたいと考えています。3・28南部春季集会への参加を呼びかけます。

気軽にご来場ください。
交流を深めましょう!

主 催:南部地区労働者交流会
日 時:2021年3月28日(日)午後2時~4時30分
場 所:大崎第一区民集会所 第1集会室(五反田駅西口から徒歩8分)

★呼びかけビラはこちら (PDF)