行事カレンダー
こんな取り組みがあります
■障害児支援活動の塾で働くアルバイトの解雇を撤回!
力量不足を理由に解雇され、南部労組の障害者組合員に労働相談があり、組合に加入。団体交渉(団交)を積み重ねる一方、全都・全国の労働組合や障害者団体など178団体の「解雇撤回を求める連名署名」をつきつけ、解雇撤回、謝罪、未払い賃金の補償、雇用保障等を勝ち取りました。
■メッキ工場での作業環境を改善させ、労働条件の向上を求める闘い
正社員への人員削減、賞与不支給、賃金7%カットという雇用不安や、粉塵作業なのにガーゼマスクという劣悪な労働環境について労働相談があり、組合に加入。団交で経営状況や今後の見通しを説明させ、作業内容の改善や防塵マスクの支給を勝ち取りました。経営状況が回復しつつある中、正社員には若干の賞与が出たが、アルバイトには時給千円に据え置いたまま。「半日有給休暇制度」の実施要求にも、会社は頑なに拒んでいる。生活できる賃金アップなど、労働条件の向上をめざし闘っています。
■港湾物流会社の大幅年収カットを許さない闘い
「57歳の誕生月で年俸制に移行し、年収30%削減」「58歳からは40%削減」という不利益変更に対して闘っています。「物流企業番付」にもランク入りし、経営状況も良く、労働者に不利益変更を押し付ける必要性などないのです。組合に加入し、団交で会社は「17年前からの慣行だ」と言い張る一方、「年俸制について就業規則にも賃金規則にも盛り込んでいなかった」と認めたが、慌てて「就業規則の改定」を労働基準監督署に届け出たのです。組合は、団交で追及すると共に裁判所に提訴し、闘っています。
■寿司チェーン店で洗い場パートの解雇を撤回させた!
同僚のいじめで体調をくずし、有給休暇で療養中に解雇通告。組合に加入し、団交で、解雇を撤回させ、雇用保険未加入などの労基法違反も認めさせ、解決金も勝ち取り解決しました。
■駐車場管理会社のアルバイト労働者の労働条件をめぐる闘い
同僚によるパワハラに加え、労働日も削減され、精神障害者手帳3級の認定を受けました。また、入社時から長期にわたり企業健保未加入・健康診断未実施という労基法違反があったことも判明。労働相談を受け、組合に加入し、団交を開始。組合は障害を持つ労働者へのメンタルヘルスケア、安全な労働環境と生活できる賃金、雇用の安定を要求しています。会社は「労働日数・労働時間の削減」「雇用更新打切りもある」との労働契約変更を一方的に押しつけてきましたが、団交で撤回させました。また、「反社会的勢力であった場合は解雇」という通知に対しても、労働運動・社会運動・政治活動など基本的人権を規制する憲法違反であり、組合として反対しています。
■ホテル・ブライダル会社/休職後の賃金未払い・リハビリ就労で解決協定書を調印!そして、その後・・・
職場で倒れて1年半の休職後、復職通知を受けたが、会社は大幅な年俸カットを押しつけ「合意しない限り出社させない、賃金も払わない」と恫喝。組合に加入し、団交で「賃金の支払い」「リハビリ就労」を勝ち取りました。しかし、社内での誹謗中傷・風評被害を受ける中で、職場復帰後も風評被害は払しょくされず、目も合わせてくれないなど、リハビリ就労は困難となり、業務上疾病として労災認定を申請しました。会社は「私傷病だ」として、労災申請の協力を拒否しています。頑張って闘っています。
■小型機械販売会社/給与の現状維持・賞与・定期昇給を求めて団交を開始
就業規則には「年2回の賞与」と明記されているのに「予算を達成しないと賞与はない」と言い、給与の現状維持も危ぶまれる中で、労働相談があり組合に加入。1回目の団交で「給与の現状維持」「毎年の定期昇給」を約束させました。その後も、給与水準の低い組合員の賃金をアップさせることもできました。一方、会社は組合ができたことから「就業規則の改定」に着手し、会長・社長を含め8名しかいないのに、改訂案は80条に膨れ上がり、特に懲戒解雇の項目は、これまでの8項目から23項目にまで増やされました。明らかに組合対策の改悪案でした。組合は、団交で項目ごとに質問と削除を求め、かなりの削除を実現することができました。
■化粧品・テレフォンオペレータ職場で上司がパワハラ。団交で解決!
「具合が悪くても電話をかけ続けて!」上司のパワハラで病気になり「有給を消化して会社を辞めたい」との相談だったが、労働条件等を検討しながら、雇用期間を勝手に削減されていたり、未払い残業もあり、できるだけ会社に責任を取らせていくことを確認し、組合に加入。団交で会社に遺憾の意を表明させ、解決金を支払わせた。解決協定書の調印にあたり、当人は「苦しんだのは私だけではない」と訴え、会社も「今回の事を教訓として受けとめていきたい」と述べた。